このたび、鈴木宏志教授との「ストレス負荷モデル」を利用した実験で、マウスを拘束した拘束装置に、ファイテンのアクアメタル技術『メタックス』を塗布したものと塗布なしを比較したところ、ファイテンのメタックスについて、ストレスを抑制する可能性が見出されました。
併せて、アクアメタル処置が、組織損傷や炎症を増悪させることもなかったことから、アクアメタル技術が安全であることの傍証も示唆されました。
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ファイテン株式会社(所在地:京都市中京区、代表取締役:平田好宏)は、国立大学法人帯広畜産大学(所在地:北海道帯広市、学長:奥田潔)原虫病センターゲノム機能学分野の鈴木宏志教授と研究協力しておりました。
ファイテン株式会社は、創業以来、独自のファイテン加工・技術を施した製品を市場投入して、事業活動を行ってまいりましたが、その作用機序については、必ずしも明らかになっているとはいえませんでした。
このたび、鈴木宏志教授との「ストレス負荷モデル」を利用した実験で、マウスを拘束した拘束装置に、ファイテンのアクアメタル技術『メタックス』を塗布したものと塗布なしを比較したところ、ファイテンのメタックスについて、ストレスを抑制する可能性が見出されました。
併せて、アクアメタル処置が、組織損傷や炎症を増悪させることもなかったことから、アクアメタル技術が安全であることの傍証も示唆されました。
ファイテン株式会社はこれからも研究開発をすすめ、将来的な新商品開発に繋げてまいります。
詳しくは研究報告書をご覧ください。
>ストレス負荷モデルを利⽤した⾦属含浸素材(アクアメタル)処置の⽣物学的効果の評価
平成9年10月:中外製薬株式会社創薬資源研究所 主任研究員 ゲノム創薬・発生工学グループ グループリーダー
平成13年4月~:帯広畜産大学原虫病研究センター・ゲノム機能学分野 教授
平成13年11月~:岐阜大学大学院連合獣医学研究科 教授
平成14年11月~平成19年10月:東京大学大学院医学系研究科発生・医療工学(三共)講座 客員教授
平成15年11月~平成19年1月:帯広畜産大学学長補佐
平成22年4月~平成26年3月:帯広畜産大学原虫病研究センター・センター長
今回、ファイテンの者のアクアメタル技術について、マウスを用いた<ストレス負荷モデル>を用いて評価しました。実験では、ストレスを抑制する可能性や組織損傷を悪化させる傍証が得られました。今後は例数増加、アクアメタル処置条件の変更、マウスの系統の違い、拘束程度の変更などの追加実験を検討し、その効果の特徴づけについて方向性を示していきたいと考えます。